当社推奨の金属屋根材「アルメットルーフイング」「ローマンルーフィング」「ディプロマット」は ジンカリウム鋼板を使用しております。 ジンカリウム鋼板（アルミニウム55％、溶融亜鉛43.4％、シリコン1.6％合金メッキ鋼板）は、通称“ガルバリウム鋼板”と呼ばれている高耐蝕性、耐熱性、熱反射性と加工性をあわせ持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。しかし同じ組成のものは同じ性質を持つわけではなく、ジンカリウム鋼板は米国BHP社が米国ベスレヘム社との共同開発により通称”ガルバリウム鋼板”の生産工程を改良し、さらに耐久性を持つ鋼材の製造を可能にしました。それが”ジンカリウム鋼板”です。 ジンカリウム鋼板（AZ50）は、亜鉛鉄板（Z27）との耐久比較において、3〜6倍の耐久性を持つと既に知られているガルバリウム鋼板（G90）よりも耐久性が優れております。下記の試験結果は屋外暴露試験において各々の環境下における10年後のメッキ層の残量比較（別表1）と腐食が始まる時期の比軟（別表2）です。試験結果より、ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板と比較してどの様な環境下でも高耐久性を示しており、別表2の厳しい塩害地区以外は試験開始後25年間全く腐食が見られないというのは、ジンカリウム鋼板の性能を顕著にあらわしております。
（別表1）屋外暴露試験10年後のメッキ残量比較(%)	（別表2）試験開始より腐食発生までの期間 （試験期間：25年） ガルバリウム鋼板 ジンカリウム鋼板 厳しい塩害地 4年 15年 一般地 16年 腐食なし 田園地域 14年 腐食なし 工業地域 10年 腐食なし

フォルム＆カラーバリエーションが豊富な"強さと美しさ”の金属屋根シリーズ