屋根材の上に塗装をされていますが、段差部分の切込み(縁切り)施工後原因と思われる箇所に
水かけ検査(約30分間)を行いました。
特に漏水は確認出来ませんでしたので部分的に簡易な補修を行いました。
数日後の雨あがりに量は減ったものの再び同じ箇所から漏水があったとの連絡を受け、
大屋根部分のはと小屋壁面が原因であると確信しました。
既存外壁はラスカット、モルタル、塗装で、正しく施工されると壁倍率の
2.5倍程の耐力壁となりますが、今回バルコニー内壁部分は新築時に材料ロスを少なくする為の
施工不良によるクラックが確認されました。
クラックの起きる原因としては下記のように右壁袖と左壁袖が床でしか繋がっていない為に通常よりも
右壁・左壁が動きやすい為と考えられます。
従って耐震を考慮し木枠を作り右壁・左壁を固定する事で強固な壁となります。
また今回はデザイン性も兼ねて16mmのセラディールをご提案しました。 |